スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【第25回】ゲーム実況③

Category : 卒論日記
こんばんは、中西です。

ついに学生生活も終わりつつあります…。一生学生でいたいです。
卒論日記も最終回ということで、私の最後の卒論日記を書いていきたいと思います。

私は「ゲーム実況はオワコンか」というテーマで卒論を書きました。

「ゲーム実況」や「オワコン」などの言葉の解説は、
卒論日記の私が書いた第8回のエントリをご覧下さい。
この論文の大まかの構造や、これまでの成果なども同じく第8回、第19回のエントリに記載しています。


今回私は、

①実況プレイ動画の変化
②ゲーム実況の公式化
③ゲーム実況者のアイドル化

これら3つの要因が影響したことで、過去にゲーム実況者として活動していた人や、昔からゲーム実況を見ていた人は、今のゲーム実況のあり方を「オワコン(終わったコンテンツ)」と感じているのではないか、という仮説を立て、①、②、③の現象を一つずつ検証し、この論文を書き進めてきました。


①では、2007〜2013年までに投稿された実況プレイ動画を視聴し、動画の変化を追いました。2008年の終わり頃から2009年にかけて、実況者のプレイスタイルが変化してきたこと、編集が当たり前になってきたことなどを論じています。これを通して分かったことは、2008年以前から見ていた人にとって、それ以後の実況プレイ動画は違和感を覚えるものが多いのではないかということです。

②では、ゲーム実況が著作権などの問題を抱えながらも、2008年のゲーム実況者のプロ化や、ニコニコ動画やゲーム会社の協賛で行われる公式のゲーム実況イベントなどを通じて、公式化が進んできた流れを論じました。公式イベントでは、ある程度の再生数を稼ぐ実況者が、そのイベントの宣伝として成り立っていることから、アイドル化と公式化は関わっているということが分かりました。

③では、pixivなどを参照し、実況者のキャラクター化が2008年の初期から始まっていたことを明らかにしました。また、2008年前半から活動していた実況者はすでにアイドル的な扱いを受けていたこと、ただし当時の実況者はそれを嫌う傾向にあったことも分かりました。

このようにゲーム実況を調査した結果、
2008年という年を軸にしてゲーム実況が大きく変化しているということが分かり、

2008年以前から活動を行っていた実況者、
そして2008年以前からのゲーム実況の視聴者にとって
ゲーム実況はオワコンである(ただし全員ではない)

という結論に至りました。

(ただし全員ではない)というのは、
ちょっと曖昧に逃げている感じがするかもしれませんが、
2008年以前からゲーム実況を楽しんでいたほとんどの人は、
そう思っていると思います。


「2008年」という年が軸になるのは、
ゲーム実況やその母体であるニコニコ動画を楽しむ人が
一気に増えたことが理由に挙げられると思います。

2008年は、ニコニコ動画の利用者がそれ以前の倍以上に膨れ上がった年です。
また「実況プレイ動画」が、初めてニコニコ動画の全体で1位を獲得した年なのです。

こうやって昔から楽しんでいた人にとって「にわか」ファンが増えると、
やっぱり昔から楽しんでいた人は面白くないと感じてしまうと思います。
「オワコン」という現象はここから生まれます。

結局この現象は、ゲーム実況に限らず、何にでも起こりうることなんです。

例えばそうですねー、
私がぱっと思いつく事例では、
好きな深夜番組がゴールデンタイムに進出した途端に面白くなくなってしまう
とか。

夜の7時台とかの番組だと子どもとかも見るので、
深夜ならではの過激な内容の番組はできないですよね。

しかし深夜番組のゴールデンタイム進出っていうのは、
番組の作り手や出演者にとっては、その番組や出演者の人気の結果なので嬉しい事ですよね!
ただ深夜番組時代からその番組を見てた人にとっては、昔の方が面白いと感じることが多い。

人気が出て視聴者が増えた結果、現在のあり方を嫌う人がいるという点では、
この例はゲーム実況と同じと言えるのではないでしょうか!

こんな感じで考えると、
オワコンという現象はいろんな人の心の中にあるんだろうと思います。
自画自賛するわけじゃないですが、
我ながら鋭いテーマの卒論だったんじゃないかなと思いました。

論文の(現時点での)反省点としては、
もっと早いうちに自分でインタビューとか積極的に動けばもっといいものが書けたのかなと…

あと、卒論発表会の日にアドバイスされたことですが、
動画だけではなく、生配信でゲーム実況を行っている実況者も
何人かは注目した方がいいということを言っていただきました。

あと少しの時間ですが、
こういった反省点を踏まえて、できる限りのことを尽くします。



最後に卒論発表会についてなのですが、
私はこの論文に書いたことや、
自分が伝えたかったことの1割も伝えられませんでした。

それは準備不足でもあり、
言いたいことの要点を他のみんなのように上手くまとめられなかったからでもあります。

私の発表を聞いた方は、
こんな研究で卒論と呼べるのかと拍子抜けされたかもしれません。
そう思うくらいに、自分の中では内容の薄い発表になってしまいました。

特に私の発表を楽しみに足を運んでくださった方もいたかもしれません。
先生や1年間一緒に卒論を書いてきた3期生のみんなにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
言い訳にしか思えないと思いますが、この場を借りて謝罪させてください。

しかし、だからこそ卒論集を手にとって、
私の論文を読んでほしいという思いも強くなりました。
もし私の発表を聞いて残念に思った方は、
卒論集で私の論文を読んで、判断してほしいと思います。

こんな反省だらけだった発表でも、
発表後に院生の方から「意義のある研究内容」だと言って頂いたり、
「面白かった」と言ってくれる方もいました。

本当にありがとうございます。すごく救われました。
そう言ってくれた方たちに対して、先生や3期生のみんなに対しても顔向けができるように、
何よりも自分が後悔しないように、最後まで頑張ろうと思います!

最後なんだか暗くなってしまってすみません…(ーー;)

次は「商業施設」について!
堀込さんです!(^ ^)
よろしく!!!!
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。