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【第4回】女の子写真

Category : 卒論日記
こんにちは。
豊島です。卒論頑張るのこぎり!

みんなの卒論のテーマ、着眼点が多彩で面白いですね。

そんな私のテーマは
「90年代にブームとなった女の子写真はその後の作品に影響を与えたか。」です。

卒論のテーマに迷っているとき、アートが好きなので何気なく『現代アート事典』を
読んでいたとき「女の子写真」という用語が目に留まりました。

女の子写真ってなんだろうというと
「90年代に女性写真家が多く誕生した時期があり、
その時、女性写真家により撮影・発表された写真が「女の子写真」と呼ばれた」

(なので、かわいい女の子が写っている写真ではなく、女性がとった写真のことです。)

そして、「「女の子写真」は一過性のムーブメントと考えられた。」
    「「女の子写真」という呼び方には揶揄が含まれている」

というようなことが記述されていました。

それを読んで私は「え?!そうなんだ!」とびっくりしました。
私は、写真が好きで美術館や写真展に行ったりするのですが、女性写真家の写真はよく見るし
90年代に出てきた女性写真家の名前(HIROMIX、蜷川実花、川内倫子など)をみても
聞いたことがある方ばかりでした。

また、辞典に挿入されている「女の子写真」もいい写真だけどな…。と思いました。

ここから、「女の子写真」は本当に揶揄されるものなのかな?という疑問がわきました。

そこで、90年代の「女の子写真」とその後の作品を見ることによって
「女の子写真」が影響を与えたことが証明されれば、揶揄的なとらえ方を
改めることができるのではないかと考え研究しています。


調査対象の写真家は若手写真家の登竜門と呼ばれている
「写真新世紀」「写真ひとつぼ展」(現1‐Wall展)
の受賞者に絞り作品展や写真集、ホームページ、インタビューを見ながら進めています。

「女の子写真」の特徴は、先行研究を参考に、90年代のブーム以前の写真と比較、
また「女の子」写真の中での比較から
○身近なもの・自分の好きなものを被写体に
○セルフポートレートも
○ピント解放でやわらかい感じ
○それぞれの写真家が色に工夫
○ぶれてても、ハレーションが起きてても、赤目でもおっけー。「今」をとることが大切。
○全体ではなく部分をとる
○展示に工夫

などなど。

そして2000年代の写真作品を見ていくと男性写真家でも「女の子写真」の特徴を持つ作品を発表していたり、
これまでの様な写真の中に「女の子写真」の要素を入れている作品があったり。


また、「女の子」写真の特徴に「身近なものを被写体に」し「見る人とも距離の近い作品」
ということで、広告写真の分野にも影響を与えているのではないかなと考えています。
広告は当初大学図書館にあった『TCC広告年鑑』を見ていたのですが、
TCCがコピーライティングに比重を置き、TCCの広告賞受賞のものを載せているので
写真を中心にした『年鑑日本の広告写真』を発見し、90年から見ています。


卒論を書くに当たり、すごく難しいのは視覚イメージを言語化することです…。
女の子写真の特徴のきらきらした感じとか、ポップな感じとかどうやって表現すればしっくりくるか…
難しいです。(ボキャ貧)
先行研究や、展覧会に行った人や、作品集を見た人のレビューを見ては、なるほど!という感じです。

いまはこれまで集めた資料から、2000年以降の写真作品への影響を進めていますが、
まだまだ見ることができていない部分もあるので、ががががががんばります。

次はももちゃん!お願いしますー!
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